新刊、出来ました!
『二人の親を見送って』。単行本、中央公論新社刊です。
岸本葉子公式サイトにも本の写真と、紹介が載っています。公式サイトからアマゾンへも行けます。↓
中央公論のサイトです。↓
http://www.chuko.co.jp/tanko/2015/05/004727.html
親との別れは、誰にでも訪れます。
30代で母が逝った後、父の老いが進み、ひとり暮らしの私の日常に「介護」というものが入ってきて、
その父もついに見送り、親亡き後の人生がはじまったところまでを書きました。
その間に自分の心のおもむくところも、結構変わってきたんだなと、読み返して思います。
内容は、こんなふうです。
30代のときから私は、親の老い、その先に待つ避けられないものが不安でした。
実際にそれらを通り過ぎた後に来たものは、さびしさ、「もっとああすればよかった」という後悔、虚脱感、そしてある種の身軽さ。
かつての私の立場にある人には、応援を、
親を見送った人には、共感を届けられる本になっていることを願っています。
どうぞ、お読み下さい!
今日から5月。最高気温は25度越えの夏日となる予報。
畑の土も熱そうです。