ツアー名みたいなタイトルですが。
石川県の旅、その3にして最終回。加賀市の山中温泉です。
「芭蕉の館」へ歌仙を巻きに。
この春、仕事で同館を訪れたとき、
地元のかたがたの歌仙巻きに、
飛び入り参加させていただいたところ、楽しくて、
今回、白山市へ来た機会に、押しかけ参加した次第です。
捌き手は、九谷焼の作家で俳人でもある橋本薫さん。
歌仙のようすは、こちら。↓ 眼鏡をかけて真剣な人が私です。
http://basho575.exblog.jp/27933171/
歌仙巻の前に、橋本先生のご自宅兼工房を、ご親切にも見せて下さいました。
清流のほとりにあって、聞こえるのは水の音と、木々のざわめきと、たまさかに鳴く猫の声。
すてきな器の数々は、こういうところで生まれるんだなと、感激でした。
お人柄にも生き方にも、とても心ひかれます。
橋本さんの器は、食べる人の器です。美味しそう。その名も「うつわ歳時記」。ぜひご覧下さい。↓
http://www7b.biglobe.ne.jp/~utuwasaijiki/
山中温泉は、共同浴場がすばらしいです。
お湯、街並み、渓谷美、北陸の食の幸、九谷や漆器をはじめとする伝統文化、何拍子も揃っています。
ちなみに宿は、「胡蝶」という温泉旅館に泊まりました。
春に来たときあんまりよかったので、ぜいたくですが、ぜひにと思いました。「望岳苑」と二晩続きで、命の洗濯ができました。
夢のような旅から1週間。東京で、再び仕事を頑張っています。