講演のため長浜へ。
湖北はかねてより憧れの地。主催者の女性におすすめの宿を聞いて、前泊することにしました。
午後二時に駅に着いたら、コインロッカーに荷物を置いて、さっそく町歩きへ。
旧長浜駅舎の窓から。紅葉の季節に、もうなっていたんですね。
旧長浜駅舎は、現存する最古の駅舎。
東海道線もまだ全通していない明治15年に、陸蒸気が走ったとのこと。交通の要所だったことがわかります。
町に残っていた昔の瓦斯燈。鳥かごくらいの大さがあります
下の鉄管を瓦斯が通るのだと、その家のかたが親切に教えてくれました。
長浜の町は、古民家萌えの私にはたまりません。城下町にして門前町。しっとりした落ち着きと、富の蓄積を感じます。
掘り割りが縦横に通り、ゴイサギが突然いたりします。
「慶雲館」は長浜の豪商が、明治天皇のご休憩所として建てた家。大庭園はむろん、小さい細工にも私は萌えます。
夢に見た湖北の夕陽を、ホテルの窓から。
お部屋では、この宿を教えてくれた女性からの心づくしの花束が、私を迎えてくれました。夕陽を背景に、しみじみと愛でます。
夕飯は念願の「焼き鯖そうめん」。もんのすごく美味しかった。家で作れるものなら作りたい。
まだ続きます。